大正9年創業の商店をリノベーション!美しい農山村集落に佇む里山の喫茶店「百番珈琲」

グルメ

八ヶ岳南麓の集落にある「百番珈琲」。大正9年創業の歴史ある「小森商店」が喫茶店として再生されできたお店です。

このお店を作ったのは2019年から山梨県北杜市を中心に活動していた自家焙煎珈琲のDIYキッチンカー「百番珈琲」のオーナーご夫婦。2023年3月からはキッチンカーではなくこちらの店舗での営業となっています。

◾️昔ながらの日本の美しい景色が残る ”津金” の集落に佇む「里山の喫茶店」

「百番珈琲」があるのは、山梨県北杜市の東側に位置する「津金」という集落。北杜市を南北に走る国道141号線から横道に入り車で約5分の立地ながら、現在でも美しい農山村集落としての景観が残る、ゆっくりとしたいい時間の流れる土地です。

特産品である “津金のりんご” やワイン用ぶどうの栽培も盛んに行われる豊かな場所で、集落の西側には大規模な棚田があり、田に張る水や成長していく稲の姿から日本の原風景を感じることができます。

そんな場所に、2023年3月、移動販売からスタートした「百番珈琲」が新たに店舗を構えました。

◾️一杯ずつハンドドリップした自家焙煎珈琲

百番珈琲で提供されるコーヒーは、オーナーが世界各地の生豆を厳選して仕入れ、全てを一粒一粒ハンドピックしたのち、鉄のドラム式手回し焙煎機(Neji coffee roaster)を使って丁寧に焙煎したもの。

カップやソーサーは、同じ津金に在住の陶芸家安田充岐さんが作った百番珈琲オリジナルです。

コーヒーと一緒に楽しめるのは、オーナーの奥さまが津金のりんごやブルーベリー、北杜市内で生産されるお野菜や果物を使って作った焼き菓子やアイスクリーム、軽食など。

アレルギーやアトピーのある方でも楽しめるようなフード作りをされています。

◾️すごくおしゃれなのにほっとする、心地良い時間の流れる「百番珈琲」

店内にはあちこちに季節の花や植物が置かれその装飾も見事。大人数で利用できるテーブル席、一人でもOKなカウンター、外の空気を感じられるテラス席とどんなシーンでも使いやすく、落ち着いた家具が揃い、お店の隅々までこだわりが感じられます。

筆者がふらりと訪れた際は、テラスではおばあちゃんがコーヒーを飲みながら読書をしており、店内ではご夫婦や、小さい子供を連れたファミリーとそのお友達が楽しそうにおしゃべりしていました。

素敵なオーナーご夫婦が営む「百番珈琲」にはとても良い空気が流れており、本当に居心地のいい空間でした。

・百番珈琲
山梨県北杜市須玉町上津金782
営業日 月・木・金・土・日 (火・水定休)
営業時間 10:00 – 17:00
駐車場あり

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