沿線ガストロノミー「時帰路」、東京最後の秘境、奥多摩でいただく里山のめぐみ

グルメ


2024年5月、東京の奥多摩町にできた沿線ガストロノミーレストラン「時帰路」(ときろ)。敷地内の畑でとれた野菜や地域の食材が、若きシェフたちの手によるフレンチのコースで提供されます。東京都内でありながら、目の前に広がる豊かな自然とともに食事が楽しめるなんともありがたい場所。

休日のリフレッシュに出かけるにもピッタリです。

◼️ 土地のストーリーを紐解く「語りべ」、satologue(さとローグ)

時帰路は、日帰りサウナ施設も併設する宿泊施設satologueのダイニング。(宿泊施設の営業は現在準備中)

このsatologueのある青梅・奥多摩地域は、多摩川伝いに街と交易していた江戸時代、鉄道に乗って人とものが行き交い始めた昭和初期、多摩川とそれに寄り添うように走る青梅線と共にその歴史を刻んできました。里山のいとなみを支えてきたのは、山から木を切り出し、川辺で筏を組んで、木材を多摩川に流して下流域の街で売る林業の商い。

かつて林業の要所であったこの場所の風景からは、さまざまな里山のいとなみを垣間見ることができます。そんな土地のストーリーを紐解く「語りべ」として、生まれたのがsatologue(さとローグ)です。

◼️沿線にひろがる里山のいとなみをお皿の上へ

庭の野草や山菜を新鮮なままに。地域のつくり手たちから届けられる食材を大切に。時帰路では、地域の食材や課題を発掘し、捨てられてしまうものに新たな価値を吹き込むことも目指しています。

ランチのコースは11時からと13時からの2部制。それぞれコースが始まる前に、希望者は敷地内の庭の畑やビオトープを見学できる15分程度の簡単なツアーに参加し、satologue、時帰路の取り組みについて聞くことができます。

◼️絶景と共に、旬の食材やとれたての野菜を楽しむ幸せなひととき

アミューズ、スープ、前菜、リゾット、お肉、デザート。どれも見た目も美しく、ここでの食事の時間は目も舌も、ココロも喜ぶ幸福なひとときに。

食事だけではなく、オリジナルのカクテルやノンアルコールのドリンク、食後のハーブティーなど、選ぶのが楽しいドリンクも魅力的です。

都心から少し距離はありますが、東京都内なので電車でも車でも日帰りでの利用も十分可能。東京でも雄大な自然を感じられる奥多摩地域の周辺散策も兼ねて、ぜひ足を運んでみては。


・Satologue レストラン「時帰路」
東京都西多摩郡奥多摩町棚澤1番地
ランチは11:00〜/13:00〜の2部制
¥5,500
火水定休

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