「西の富士、東の筑波」と称される筑波山。日本百名山のなかで一番標高の低い山としても知られています。
登山のベストシーズンは夏ですが、肌寒くなった紅葉シーズン以降も楽しめるのが筑波山です。
■秋らしい装飾が施されたケーブルカー
筑波山には男体山、女体山の2つがあり、男体山側にはケーブルカー、女体山側にはロープウェイがあります。この時期はケーブルカーの中に秋らしい装飾が施され目にも華やか。もちろん車窓に臨む紅葉も最高です。
筑波山は標高が低く初心者向けの山なので比較的緩やかなコースも多いですが、山登りは苦手という方は登り下りどちらもケーブルカーに乗ってしまえば綺麗な景色が簡単に楽しめます。
ただしケーブルカーでは頂上の手前300mのところまでしか行けないので注意。頂上まで行きたい場合は下りたところから少し歩く必要があります。
歩いた先の頂上には売店がありお守りの販売やおみくじも。ただし13時頃にお店が閉まってしまうこともあるようなので、こちらは運が良ければ立ち寄ることもできる、と考えておきましょう。
■寒い?けどそれがいい!新鮮な空気に包まれて深呼吸
ケーブルカーを降りたところがこちら。山の上は空気が澄んでおりすごくリフレッシュできます。
ただし標高があがり地上より気温はさらに低くなるので注意。とにかく防寒はしっかりしていきましょう。
この時期は虫なども少なく寒さ対策さえしておけばとても快適に自然を楽しむことができますよ。
■グルメに舌鼓!筑波山のお店はレベルが高い?
ケーブルカーの上でも下でも楽しめる、筑波山名物くるみ味噌だんご。焼きたてのだんごはもちもち、くるみの風味の味噌は甘すぎずしょっぱすぎず絶品!筑波山に来たらぜひ食べてほしい一品です。
そのほか食堂にはきのこ汁や豚まんなど魅力的なグルメが勢揃い!どれも数百円で価格的にもお得感があります。
どこの山にもご当地グルメがありますが、価格やラインナップをみると筑波山のグルメはレベルが高いと言えそうです。
いかがでしたか?
筑波山のケーブルカーは季節を問わずいつでも運行しているので、降雪や地面の凍結の恐れがあるほど寒い日は注意したいですが、基本的には防寒対策さえすればいつでも入山が可能です。
紅葉の時期が終わっても、人が少なくなる冬季は過ごしやすくレジャースポットとしても穴場でおすすめ。近くに日帰り温泉もありますので温まって帰るのもいいですね。
週末のおでかけ先に迷ったら、筑波山をぜひ候補のひとつに入れてみてください。